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Mille Fleur Flower Design 通信 vol.101 Sep. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)9月号 夏休みも終りまた通常の日々が戻ってらっしゃったご家庭も多いことと思います。 そしてあの震災からもう半年近くなりますが、まだまだ被災の方がたの日常が戻ってくるまでには 時間が必要です。 これから迎える秋の季節、冬になっても、日々の生活で何か少しでも役にたてることを 考えながら過ごしていきたいです。 さて、まだまだ残暑は厳しいですが、花は既に秋模様へとシフトしています。 こっくりとした色あいが楽しめるこれからの季節、またいろいろなお花をご紹介させていただきます。 猛暑の中、なかなか入荷するのに躊躇してしまっていたバラですが、バラの出番もまたこれから増えてきます。 今日はご自身の作られた花の作品をお写真におさめられる時にちょっとしたスタイリングのこつを お伝えできれば、と思います。 まず出来上がったアレンジメントをレンズを覗きながら右から左から上から下から、と少しずつ舐めるように 覗き込んでみましょう。 作品が一番よく見える点は必ずどこか一点にあるはずです。 肉眼で確認するのとレンズで確認するのとは視点のギャップが生まれてくるので必ずカメラの レンズで確認します。 そして見つけた一番いいアングルには必ず何か理由があるはずです。 華やかな花が多かったり、花が密集していたり、器と花とのバランスがよかったり。。と様々な ポイントがありますが、一番大切なのはその中に見せたいポイントがきちんととらえられているかどうかです。 フレームの中をひとつの絵として見立てたときに中心があるかどうかということです。 せっかく作品が素晴らしいのに、記録として残しておきたい写真がどうしても散漫な印象を 受けてしまう場合は画像の中に一番目をひく核となる部分を感じさせられない撮影の仕方をしているから かもしれません。 文章での説明ですとどうしても抽象的な説明になってしまい分かりにくいかもしれませんが、 デジカメなら何枚でも撮影できるので、とりあえずはひとつの作品に何十枚といわず何百枚も撮影するぐらい 向き合って、一番いい絵を見つけて、の繰り返しをするのは一番です。 お花のお届け後、お客様からご注文いただいたお花の画像をメールでお送りさせていただくのが 私の仕事の常でもありますが、お花を受取られた方だけでなくお花を贈られた方にも 楽しんでいただけますように、できるだけ綺麗な画像で記念に飾っていただけるぐらい喜んで いただけるものを、、と時間の許す限りその写真も実はそのぐらいたくさん撮影している中の 1枚なのです。(そんな風にみえてないかもしれませんが・・・) お花は時間の経過でその生命を終わらせてしまいますが、その一番光り輝いていた瞬間を 閉じ込める作業は、目の前にある花をより何倍も楽しめる作業でもあります。 |
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