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Mille Fleur Flower Design 通信 vol.100 Jun. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)7月号 7月はいつもより少し時間に余裕がもてる日があるので、毎年欠かさず心がけていくようにしているものがあります。 健康診断や婦人科検診を区でやってくれているので、利用しています。 婦人科検診については10月1日はピンクリボンデーとして乳がん撲滅のキャンペーンもされていて、せめて1年に1度は検査を 全ての女性の方が心がけていけるようになるように、その重要性も認識されてきました。 わざわざ時間をとって大丈夫であろうものを検査しに行く、というのはとても億劫に感じることでもありますが、 意外に大丈夫でなかったりすることがあるのも現実です。 「検査で早期発見できて助かった」という実際の声も区の担当の方から聞くと、決して他人事ではないな、と 実感します。 このページをご覧くださってる方はきっと女性の方がほとんどでいらっしゃることとおもいますので、今回あいにく 花の話ではありませんが、ご賛同いただければと願ってあえて記させていただきました。 旬を知ること、それは花を扱う上で、一番大切なことです。 ヒマワリも欲しければ、真冬のお正月でも手に入るそんな便利な世の中になりました。 夏のヒマワリはさんさんと降り注ぐ太陽の陽射しをあびてどんどん成長し、花も大きく 種類も豊富に出回ります。 夏を実感させられる一番の人気の花材です。 冬のヒマワリは消費者のニーズにあわせて、生産農家の方がビニールハウスで24時間石油を使って ハウス内を温めて育て上げ、出荷されます。 それでも夏のヒマワリには遠く及ばずガーベラぐらいの大きさが精一杯です。 でも育てるのに費やした灯油もコストとして多大にかかってくるので値段は高くなりますし、 かといって相当分値段をあげると誰も買ってくれなくなるので、かなり身を削っての無理な作業が強いられているのは 想像に難くないです。 分かり易いのでヒマワリを例にあげてみましたが、植物である花には必ずどの種類にも旬があり、 そうでない時期での出荷は必ず人為的な作業が施されています。 花を仕事にするものは、夏に冬の作品作りをし、冬に夏の作品作りが課されることも多く、 頼めば何でもかなえてもらえる現状は本当にありがたいものですが、本来の植物の 形に戻って考えてみると、考えさせられることも多いです。 今年の夏は電気の15%削減が課されたり、限られたエネルギーについて身をもって実感 させられることが日常になりましたが、こういった旬でない時期の花をつくることに多大な エネルギーが利用されていることはどうなのだろうか、と疑問に思うのが度々です。 話が少しそれてしまいましたが、旬を知ることによって、より手頃にそして新鮮な花材を手にすることが できます。野菜でも果物でも同じですが、旬の花材は一番花保ちがいいし、綺麗です。 旬を少しでも外してしまうと、品質は極端に落ち始め、そしてやっかいなことに値段は急に高騰して きます。品質が保証できないのに、その上値段も高くて、というのは、いくらどうしても欲しいからと いわれてもなかなか気がすすまないものです。 旬を知る為にせめて2週間に1回とか決まった曜日に花屋さんに足を運ばれることを最低1年続けて みると自然と旬を身体で感じることができます。 「夏は暑いから花なんて・・」と思ってらっしゃる方も、夏には夏のそのときしか顔を見せてくれない 新鮮な出会いを経験できることと思います。 8月は教室通信をお休みさせていただきます。また9月に宜しくお願い致します。 |
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