Mille Fleur Flower Design 通信 vol.99 Jun. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室）6月号 パリ出の１週間の滞在から戻って気が付いたらもう６月、そして何と先月の教室通信を掲載していないことに 今気付いた次第です。 このコラムはもう１０年以上続けているとは思うのですが、毎月欠かさずがモットーだったので、自分にショックをうけております。 この春は震災でいろいろあったので、気持ちが落ち着かなかった故かどうなのかわかりませんが、気を引き締めないといけません。 そして今月の画像はこの春エポック社さんから発売された花のジグソーパズルの絵柄です。 この度もレインボーローズのアレンジメントです。以前１０００ピースのパズルが発売された完成作品を見たのですが、 出来上がった作品をみて想像以上に華やかでとても素敵でした。 ジグソーにはとても見栄えがするレインボーローズの実力を実感しました。 このジグソーパズルも実は今年の３月末に発売された商品です。 いつもなら真っ先にＨＰでご紹介させていただいているはずなのに、すっかり遅くなってしまいました。 ２０１１年の上半期もこうして慌しく過ぎていきそうです。 器の選び方のお話です。 私は仕事柄、器は数多くもたなければなりませんし、器は数があればあるだけお花のいろいろな顔を楽しめる機会が広がります。 ご家庭でお花を楽しむのに、これから器をそろえていきたい、と考えていらっしゃる方にまず何からそろえたらいいかのご提案 ですが、まずは程よいサイズの円柱デザインで、色は黒、白、もしくはグレー等の無彩色のもの、それからガラスの器などが 花色を選ばずどんなシーンにでも利用できるのでお薦めです。 器に独得の模様がほどこされていたり、特殊なデザインだったりと、面白さがあると、器のほうに真っ先にどうしても目がいってしまい、 その器を活かす為にどのような花をいけたらいいのか、という逆の発想が必要になってくるので、少し難しくなってきます。 個性的な器だといったん目にするとその強烈な印象が焼き付きます。 無彩色の花器を利用すると、花にまず目がいくので、あとから人が花を思い出したときに器の印象がほとんど残らないことが 多く、いい塩梅に花器が花の黒子に徹してくれているのに気付きます。 |
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