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Mille Fleur Flower Design 通信 vol79.July ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)9月号 9月になると、コンサートやら映画、絵画展やらあれこれといろいろなチラシが目に飛びこんできて、 誘惑が多いです。 それにあわせておかげ様で、徐々に仕事も忙しくなってくるので、そうはいいながらも、あまり出かけることも できなくなってしまうのですが、「もし行けたら行こう」と考えているだけでも楽しいものです。 私は季節を感じさせてくれる花が好きです。 その花をいち早くみつけると「今が秋の初めだ」とか「いよいよ冬か〜」と季節の目印になってくれるようなお花です。 そしてその花が1年の同じような時期に出てくれると気持ちが落ち着きます。 8月31日と9月1日の境目の仕入れに、素晴らしい枝ぶりでぷりぷりっとした実つきのいい「シンフォリカルポス」が入りました。 この枝は夏の緊張感が弛んだ秋の訪れを感じさせてくれます。 「シンフォリカルポス」を今までご紹介したことがあったかなぁ、、と確認しましたら、1年前の9月はじめにしっかりご紹介 させていただていたみたいです。 これからも変わらず季節を刻んでくれたら、それだけで嬉しい、優しい花々の 存在です。 夏と秋の境目ってなんなのでしょう。 暑いといいながらも、8月の終り頃、空を見上げると、すっかり秋の空になっているのに気付きます。 秋に咲く花は、日が短くなったなぁ。。と体で感じて、花を咲かせ始めます。 そういう花は短日植物と呼ばれますが、キク科の花はそういう習性の花が多いので、これから迎える 秋の季節はキク科の花が花盛りです。 キクの栽培農家さんは、ハウスで照明を駆使して、その日の長さを調整しながら、人工的に開花させて 出荷をします。 それに対して、日が長くなったなぁ。。と感じて春に花を咲かせる植物を長日植物と呼びます。 それは生物の体内時計に全て組み込まれている周期なのでしょう。 今年の7月には皆既日食ではその数分間温度も急に下がったという話をききましたが、 こうした地球上に存在する全ての生き物の営みの基盤に遍く太陽が大きく影響を 与えていることを考えると、遠く離れているのに太陽ってすごいなぁ、といまさらながら感じます。 |
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