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Mille Fleur Flower Design 通信 vol79.July ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)7月号 ヨーロッパの不景気は日本よりも深刻と聞いていたので先月パリに出かけるとき治安の面で 少し心配ではあったのですが、あまり行動範囲を広めず安心なところだけ歩くようにしたので それほど悪い状況は感じませんでした。 ただ去年まであまり出くわすことがなかった物乞いの人をいたるところで見かけることが 多かったです。 日本では考えられないのですが、その人達は、結構元気そうな溌剌とした姿で、車両の先頭に単独で乗り込み、 車両中に響く大きな声で最初は演説調にお願いの言葉を堂々と述べ、それから乗客ひとりひとりにうかがい 歩いて周ります。 だからといってだれもお金を渡す人を見たことはないのですが、あまりにも 物怖じしない姿に、自分のところで執拗にされたらどうしよう。。とやはり不安になります。 それにしても若い男女、働き盛りの年代の男女が多いので、もらったとしても小銭だろうし、 それに費やす時間や労力を考えたら、どう考えてもとても非効率に見えます。その時間をささやかでも何か仕事に 費やしたほうがよほど足しになるような気がするのですが、それは私が国の事情を良く知らないから いえることなのでしょうか。 マレ地区は東京だと青山のイメージでしょうか、そんなしゃれた街のど真ん中のお店の路地前にも ドテンと腰を降ろして座り込んでいるいかにもな姿の物乞いの男の人。 その前を通ろうかどうしよう、と少しためらっていたとき、その前のお洒落なレストランからスタッフが 残った食事をその人にたくさん渡しに来る姿を目撃しました。 定期的に食事を施してあげているのでしょう。これも日本だと考えられない光景です。 もし東京だったらお店の前にいられるのだけでも、お店のオーナーからしたらかなりの 営業妨害に感じさせられるように想像するのですが。。。 教会のある国の人にとっては当たり前の良心の行動なのかもしれません。 困っている外国人にはとても親切ですが、だからといって人のことは必要以上に干渉しないし、 人の心を深いところまであれこれ慮る日本人からはクールで個人主義を根底に感じることもある中で、 あれっ?と感じる些細な発見が興味深いです。 8月は教室通信も夏休みをいただきます。次回は9月です。どうぞ皆様楽しい夏休みをお過ごしくださいますように! 暑い夏はドライフラワーやプリザーブドフラワーの出番も多くなってくる季節です。 生花と比べて日保ちも安心な花材でも、お取扱に注意事項があります。 造花と違って、生き物なので、寿命があります。 出来る限り日保ちを長くするためにも次のことは必ず守ってください。 @直射日光は避けること。窓辺に飾ると綺麗ですが、紫外線の影響で花色の退色が進みます。 A湿度の低い乾燥したお部屋で管理すること。湿度が高いとプリザーブドフラワーは水分が飽和状態になって 花から液垂れの原因にもなりかねません。またカビなどの原因にもなりますので、特に注意が必要です。 夏はクーラーをかける時間が多いお部屋で楽しむようにしてください。 B花材としてあとで利用するためにストックしておく花材は、空気を通さない瓶とか、タッパーにシリカゲルを いれて、暗所に保管するようにしましょう。 気温の高い夏は生花も水の汚れが目立ちますが、こまめに水替えをしていただければ、 夏のお花は夏の気候が好きなお花なので、暑さに対しての体力もありますし、充分楽しめます。 生花も加工花もこの夏、存分にいろいろ試して楽しんでいただきたい季節です。 |
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