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Mille Fleur Flower Design 通信 vol82.Nov ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)11月号 日本ではハロウィンは文化的に根ざしていないので、あまり世間で話題になることは あまりありませんが、それでもその季節になると、ハロウィンをイメージした突拍子もない 花材が市場にたくさん出回っていました。 真っ黒いカンガルーポーとか炭のように真っ黒な 枝ものとか、発色の良いオレンジの花も一同に会するぐらいのオレンジとクロに市場全体が染め上げられる ような勢いで、その季節ならではの華やかな楽しみがあったのです。 今年も1ヶ月前から様々なカボチャを仕入れてみたものの、ハロウィンに関しては直近になってからもあまり 盛り上がりを見せなかったような気がします。 確かに思い出してみると10月最終週はオレンジ系の花が心なしか多かったなぁとハロウィンの 片鱗をうかがわせられるものの、奇をてらった花材はほとんどみられない花の荷姿の 印象を今年は受けました。 ハロウィンが日本に紹介されてから、もう何十年と時を経てはいると思うのですが、 時の流れで次第に根付いていくというわけでもなく、何となく来て、何となく過ぎ去っていくような、 しかもその姿が次第に遠くなっていくような印象すらうけ、少し寂しく感じます。 11月にはいると日本は世界で一番早いクリスマスシーズンを迎えます。 オレンジ色から赤にお花の主役の色は引き継がれていきます。 お祝いのプレゼントに真っ先にご希望のお花はバラです。 また高価なお花のプレゼントにはバラが誰にでも喜ばれ、贈って間違いのないお花ともいえます。 バラをお贈りするときには、できるだけ花束をお薦めしております。 花瓶もないし、ちょっとしたインテリアになるような器を付けて、というご希望の時にはバラの茎をほどよく 短くしてアレンジメントをお作りします。 花束でなくフローラルスポンジを使ったアレンジメントでは、バラは茎を長くしない方がお花を長く楽しんでいただけます。 バラは水揚の力が弱いので直接花瓶の水を吸わせるようにしてあげるようでないと、フローラルフォームを介しての 水の吸い上げは長い茎では花にたどり着くまでにはあまりに道中が長過ぎるのです。 花のつけ根のところで茎が細まって、翌日には首がかくんと垂れてしまいます。 もちろん花瓶に生けられるときも、茎は短いほうが水揚の花の労力が軽減されますので、そのほうが安心です。 育てるに大変な手間隙がかけられているお花は、ご家庭で切花として楽しまれるときも、過保護なぐらい 面倒をみないと、長保ちしてくれません。 |
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