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Mille Fleur Flower Design 通信 vol60. Nov. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)11月号 カレンダーをめくったら今年もあと2枚。寂しさと共に、 年末までにやらなければいけないこと、 というのが箇条書きで頭に次々と浮かんできて、 気持ちだけが慌しくなってしまいそうです。 夏前、ふと八百屋さんで見つけた金魚。 本来は夏のお客様のおもてなしに涼しげでいいかなぁ と何となく手にして、飼うことにしました。 生き物を飼うのは子供の時以来です。 このひと夏を一緒に過ごし、ずいぶん大きくなりました。 さすが農家の方が育てた産直の金魚なだけあって、元気いっぱいです。 餌を買いにいった金魚やさんでは鯉ぐらい大きくなるよ、とか長生きすると10年ぐらい生きてくれるよ、とお話をうけ、 驚いてます。飼い主に似るのか本当に毎日良く食べます。そしてどんどん大きくなっています。 全く詳しくないのですが、魚をみているのはとても好きです。 夏に江ノ島水族館に行ったときのこと。飄々と水槽の中で泳いでいる小魚の脇に書かれていたメッセージに、”「いただきます。」は大切な命をいただく、ということです。”と書かれていたのが目にとまりました。 確かに、「いただきます。」って日本人として誇りに思える素晴らしい言葉だなぁって思います。 海外に行った時、「Bon Apetit! (ボナペティ!)」(どうぞ召し上がれ!!)とは料理をこしらえてくれた人には 声を掛けられるものの、お礼の日本語の「いただきます」の言葉に代わるものが見つからなくって、私はいつも、 小さな声で「いただきます。」と日本語で応えます。 ファーストフード等で、小さく手のひらをあわしている女性を目にするとその人が素敵に きらきら輝いてみえます。 金魚は動物なので泳いだり、食べ物を欲しがったりと、少しでも動きが鈍くなったりすると心配になりますが、 毎日扱わせてもらっている花だって、命を預かっているということでは全く一緒のはずですよね。 毎日、いただきます、の気持ちでお花を生けさせていただきたいです。 湿度の高い暑さが過ぎ、水替えも1日1回で充分な季節となりました。 ほっとひと安心していただくのもつかの間、今度は気になるのが空気の乾燥です。 お肌がカサカサするなぁっと思ったら、お花も一緒です。 乾燥が激しいと、茎から吸い上げるだけの水分量では間にあわず、充分な水分が花全体にいきわたりません。 葉も花びらもからからになってしまいますので、この季節はまめに葉の部分に霧吹きをかけて水分補給してあげましょう。 お花がちょっと弱いなぁと感じたら、何枚か重ねた新聞紙を水で濡らして、花を丸ごと包み込んで一晩おきます。 花は体全体から水分を吸収してみずみずしく蘇ります。 余分な葉も間引きます。葉からは蒸散活動が行われているので、葉を間引くことで花から出て行ってしまう水分量 を調整できます。 |
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