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Mille Fleur Flower Design 通信 vol.88 May ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)5月号 ゴールデンウィークの晴天は気温が高くなっても日陰にいくと涼しく、湿度の低さゆえの気持ちよさが嬉しいです。 緑も目にやさしく、落ち着いた春の優しさを感じます。 そんな最高の環境の中、植物もどんどん育つわけです。 藤の花、ハナミズキ、つつじ、5月の花が目に入るたびに季節の指差し確認をしてしまいます。 水分は太陽と同じぐらい植物にとっても欠かせないものですが、それとは裏腹に湿度や湿気は大敵でもあります。 せっかく順調に育っていたバラが梅雨時期の雨で花びらにシミになってしまったり、切花でも高湿度で花に カビが生えてきたりします。 風の通りをよくすること、大切なことです。 母の日が終わると、もう初夏は目の前ですね。 花の水についてよく聞かれることがあります。 10円玉を入れるとか、漂白剤を入れるとか、巷でいろいろ言われていますが、やはり 一番は新鮮な水を与えてあげることにかなうものはありません。 切花栄養剤の中には栄養分のほかに、漂白剤と同じ内容のものも含まれていて、水の 中でのバクテリアの繁殖を予防するように構成されています。 それを使うと幾分水の濁りもおさえられますが、それでもやはり1日1回の水替えはかかせません。 これからの季節は朝と夕方2回取り替えるぐらいのこまめさが花のもちを左右します。 薬を使ってもったいないと思うようでしたら、薬で1日よりも薬なしで1日2回の水替えをするほうが よほど花には優しいです。 最初に挙げた10円玉法も、コインについている雑菌がかえって繁殖してしまい、理論上のイオン云々の 効果はまず見られません。漂白剤も雑菌を抑えるという点では確かにそうかもしれませんが、 植物に無駄なストレスをかけてしまいます。 人間と同じ、おいしいお水が一番のご馳走なのです。 |
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