Mille Fleur Flower Design 通信 vol66.May. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室）5月号 これから入梅前は若葉も鮮やかで１年で一番お花が美しい季節です。 ガーデニングはお花が次から次へとお花を咲かせて大忙しでは ないでしょうか。 百花繚乱とはこの５月の季節の為にある言葉だと思います。 草花だと１年草、多年草などがあって、種をまき、芽が出て、茎を伸ばし、葉をつけ、 花をさかせ、実をつけるという一連の流れを季節ごとに楽しむ事ができますが、 大きな木になると桃クリ３年、柿８年というように成長が比べようも無いぐらいゆっくりです。 お花を咲かせるまでに１４，５年もかかるものもあります。 フラワーダイアリーでご紹介させていただいた「ハンカチの木」もそうです。 →ミルフルールのフラワーダイアリー記事 こうして花開くまでの過程のことを考えると、あらためて毎日の自分の生活に襟をただすような気持ちにさせられます。 小さな目標は、少しずつの努力の積み重ねで小さなお花をぽちぽちと目に見えて咲かせることができますが、 もっともっと大きな実りは、目にみえないけれど、やはり毎日の小さな積み重ねでもっともっと大きな花を咲かせる ことができるのです。 花は変わらずにいつも私のそばにあって、季節の風を運んできてくれたり、その美しさや可憐さで目を 楽しませてくれたりしますが、ふとした瞬間に「あきらめないように・・」とその姿をもって心の中に優しく語りかけてきてくれます。 ゴールデンウィークの一番いい季節が過ぎると、梅雨の足音が少しずつ聞えてきます。 冬の間は乾燥が大敵なので、霧吹きなどで葉に水分を与えてあげることが大切でした。 これからの季節は徐々に湿度が高くなってきます。 水の温みで濁りが早くなるので花の水変えも１日に出来れば２回ほど行ってあげると お花も倍ぐらい長持ちしてくれます。 花の水変え以上に大切なことがもうひとつ。 花と花との重なりをあたえないように今まで以上に気を配ってください。 花びらの重なり、葉の重なりはムレの原因になってそこから変色したり、最悪カビが生えはじめたりします。 風通しをよくすることが大切なのです。 市販されている花の栄養剤には、漂白剤の成分も微量に含まれています。 殺菌作用がありますので水も汚れにくいです。これから暫く秋口までは薬を利用したほうが 安心です。漂白剤はお花には刺激が強すぎますので、ご利用は控えたほうがいいでしょう。 |
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