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Mille Fleur Flower Design 通信 vol.89 June ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)6月号 パリから戻って1週間が経とうとしています。向こうで撮影してきたスナップをレポートにしていつも ご紹介させていただいておりますが、今年もやっとつくりましたので、お時間のあるときお愉しみいただけましたら 嬉しく思います。↓ http://www.mille-fleurs.sakuraweb.com/lesson/2010parisreport.htm パリのマルシェでは野菜やチーズなど日常の必要な品が売られているのはもちろんですが、 お花も山のように売られています。多少の傷みがありますが、細かなことをいわなければ、鮮度はとても いいので、ご家庭で楽しむお花はこのようなマルシェで購入するのが一般的です。 それにしても日本では考えられない花の置き方です。テーブルの上にどんどん積み重ねていって 水にも浸かっていない状況です。 花屋さんでブーケを作ってもらうときも、日本のように吸水処理をしないで茎は切りっぱなしのままで渡されます。 日本と違って湿度が低いので多少のことではお花もある程度耐えることができるのでしょう。 人間の身体にも多湿は良くない影響を及ぼすといわれます。リューマチとか間接の痛みとかは 湿度が高い気候によるものが大きいときいたことがあります。高温でも湿度が低いと日陰はからっと涼しいので お花もそれほどストレスにならないのかもしれません。 パリのフローリストで有名なところは、やはりバラの管理もしっかりしています。そのかわり1本800円〜900円ぐらいは しますが、パリの相場からするとそれだけの価値はあると思います。 ただ東京の相場からするとやはり3割前後は値段が高めかなという気がします。パリのフローリストを何軒か レポートでご紹介させていただきましたが、配達も受けてくれる花屋さんがほとんどです。パリに出かけたお友達の 滞在先ホテルがもしお分かりでしたら、花屋さんに直接東京からオーダーの連絡をすれば、注文を受けてくださるところ も多いとおもいますので、ちょっと粋なサプライズはいかがでしょうか?カード決済でしたらお支払も簡単ですしね。 調度バラのお話をしましたので、バラのアレンジメントのことで今回はお話させていただきたいと思います。 お祝い事のお花のプレゼントで、やはり一番人気はバラのお花です。バラは単価が高いので、 大きさが必要なときは花束のほうが茎の分も全体の長さがだせてその分ボリュームがでるので、お薦めです。 アレンジメントでバスケットにバラをあしらうときにはバラはどうしても茎を短くして生けることになります。 バラはフローラルフォームからは水揚が上手くできず、どんなに新鮮なお花でも翌日には首がくったりと 垂れて取り返しがつかないことになって日保ちができないからです。 茎が短いと水揚にも茎の切り口から花の頭までの経路が短くなるのでその分数日、日保ちを楽しむことができます。 日保ちとか関係なくイベントごとでその場限り華やかさが保てればいい情況でしたら、バラの茎も長いまま デザインさせていただくことがございます。 アレンジメントですと器要らずでそのままもらってお部屋に飾れるという利点がありますが、特にバラに限っては ご友人様などへのきわめて個人的なプレゼントでしたら、私は花束をお薦めいたしております。 毎日水替えをしてあげると季節によっては信じられないぐらいの日保ちを楽しめるからです。 バラは特にその違いが顕著ですが、他のお花でも本当はそのほうがいいです。 |
花がおしえてくれたこと \1,890 <書籍> ミルフルール・Flower Design 水野麻紀著 |
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