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Mille Fleur Flower Design 通信 vol56. June. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)6月号 日本列島今年の入梅入りを待つばかりとなりました。 身体に感じる南風も5月とは全く別で、蒸気がまとわりつく ような感触です。 湿度が高い季節、切花にとってはムレは禁物です。 お花を管理するときにいつも以上に花1本1本が風が 抜けていくようなイメージで過度に重なり合わないように 気を配ります。 葉の付きが多いものは、いつもより気持ち多めに葉を間引 いた方がいいでしょう。 通気性がわるいと、カビが発生するおそれがあります。 そんな最近、ハーブの切花が多く入荷していますが、この季節、清涼感を与えてくれます。 ミントやセンティッドゼラニウム、ベルガモット、仕入の箱を開けてす〜と鼻をぬける香りにはとても癒されます。 もうしばらくすると楽しみなラベンダーが入ります。 季節の巡り合わせと共に、順番を待つように私たちの暮らしを楽しませてくれる旬の花々。 先週ヨーロッパから帰国したばかりですが、ラッピングのセロハンの今後の利用についてなど、 自分の身の回りから環境に優しい何かできること、をひとつひとつ考えていかなければならないなぁと、 今改めて感じさせられました。 1本の花をじっとながめていると、その花がある一定の方向にベクトルをのばしていることに気付かれると思います。 一見まっすぐに見えているバラも、バラの花びらの巻き方具合で、花の面が右か左、もしくは上か下に多少なりとも 傾きを帯びているはずです。 この花一本一本がもつベクトルを生かすと、リズミカルな動きのあるデザインを仕上げることができます。 花の動きが支離滅裂であってはハーモニーは生み出されません。 生け手であるあなたが指揮者になって、お花の合唱団をある一定の規則に基づいて導きアレンジを仕上げます。 規則は、さまざま提案できると思います。 その中で一番分かりやすく、自然に見せる事ができる方法は、太陽の位置を設定して、その太陽にあわせて 花のそれぞれの向きを調整すると、器の中で作者の考える世界ができあがります。 |
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