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フラワー・ブライダルブーケ・アレンジメントレッスン・ウェディング・会場装花 ・ミルフルール・フラワーデザイン Mille Fleur Flower Design 通信 vol62. Jan.
ミルフルール・フラワーデザイン
(ブーケ、花の教室)1月号


お正月明けのなんとも眠そうな花の入荷から最近徐々に春らしい花が 顔を出し始めました。
今からが春の花本番です。
今年の冬は例年になく寒さが厳しいのでより一層、春の花には 温かさを感じさせられます。

冬の間の花はハウスで栽培されます。
石油をたいてハウスの中を温めるのでこの冬の重油の急激な値上がりの 影響は花の業界でも無傷ではいられない状況のようです。

年末に花屋の友人と話をしていたら、花の生産農家の方でも重油の値上げに 追いつけず、花作りを辞めてしまわざる終えない状況になっているところが何軒もあるとの話を聞きました。 そういうこともあろうかと想像することもありましたが、現実の話をきくと、 胸がいたみます。

以前キャベツの値段の高騰の時は飲食店がとても困っていた記憶がありますが、花は 嗜好品なので生産者の方が持ちこたえられるぎりぎりの限界まで毎日頑張って らっしゃることが想像に難くありません。

日本は四季があり、時の流れの儚さにとても繊細な気持ちをもちあわせている優しい 国民の集まりだと心から誇りに思っております。 蕾の花が徐々に成熟して花開き、そして散り行く様に思いを寄せます。 日本で花ひらいたお花の文化もお花を暑い日も寒い日も毎日育ててくれている 生産農家の方々のあってのこと、手にするお花1輪にその方たちの汗を感じとりたいものです。

子供の頃、お茶碗の米粒一つでも「お百姓さんが作ったお米を無駄にしないように。。」 と親に言われて、お茶碗に張り付いてしまったお米をひとつひとつ、大切に取った記憶は 忘れることなく、お米を研ぐ大人になってもその言葉を反芻している自分がいます。

手にしたお花も無駄にしないように、最後まで有意義に使い切ってあげること、 それがせめて、農家の方への恩返しになると思います。


 お花の生け方  Part.62

1月〜3月の早春におなじみの、アネモネやラナンキュラス、どちらもおなじ キンポウゲ科の花です。
青い花で人気のデルフィニウムも、夏のトリカブトも秋に咲く秋明菊もみんな同じ仲間です。
可愛いなぁ・・と思う花はキンポウゲ科の花が意外に多いです。

絵に描けるようなオシベもキンポウゲ科のお花らしいですが、葉を良く見ると どれも似たような形状をしています。
深く切れ込みが入ったギザギザとして繊細で表情のある葉です。

同じ科名の花は同じような形状の葉を持っています。
花の部分を目隠しして葉をみるだけでお花の内容がわかるはずなんですね。
色のついているお花にどうしても目が奪われてしまい、茎や葉の部分ってどんなだったっけ?? と記憶になかなか残してもらえないことが多いですが、全てがあってその花なので 是非葉も茎もよーく観察してみると、もっとデザインの幅が広がるヒントになると思います。

ふと思ったのですが、。。。。 純白の美しい花嫁様の賛辞で一杯の結婚式。そういえばいたっけ?? と言われてしまいがちなご新郎様の存在。なんだか、綺麗な花を支える茎や葉のようだなぁ。。 と頭に浮かびました。ご結婚式では是非花婿さまもしっかり見てあげましょう。

花がおしえてくれたこと
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ミルフルール・Flower Design
水野麻紀著
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