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Mille Fleur Flower Design 通信 vol85.Jan ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)2月号 2月のヴァレンタインデーにはお花を通して様々な思いが行き交います。一年で一番寒さ厳しい 季節に、お花は温かいプレゼントになります。最近は男性のお客様からの粋なプレゼントが多くなりました。 お花のプレゼントのご注文を承らせていただくときにあわせてお届けするメッセージも ご依頼主様からいただきます。 頂いたメッセージに誤字脱字がないかの確認して、それからその通りワープロ打ちさせて いただくのですが、男性のお客様からのメッセージは特に短く控えめながらもお気持ちが込められた 素敵な言葉が印象深く心に残ります。 お花以上にお届けする贈り主様の言葉はもっと意味のある大切なプレゼントです。 例えばデパートで小物を買ってプレゼントするのと、お花をプレゼントするのは相手の方を思いやる お気持ちは同じですが、それでも贈る方のお心もちに少し変化があるのではないかなぁと想像します。 花は贈り主の方の想像力を逞しくします。極端な言い方かもしれませんが、想いが花の中に 乗り移り、自分自身にさえなっていくのではないでしょうか。そしてお届けされてからの 時間の経過までも、贈る相手の方と共有できる、そんな息遣いを感じるアイテムだと思うのです。 花は時間の経過と共に消えてなくなってしまうものですが、だからこそ一層愛おしさもその時間の中に凝縮されるのです。 お花を綺麗とか、好きとか、いうのは誰もがいうことですが、お花は生き物なので、自分の 手の中に入った時点からは、その花の生命が終わるまでの責任を負うことになります。 水替えをしたり水切りをしたりと、手間もかかってきます。でも手間がかかるからこそ愛着も湧いてくるし、まさに 生き物なのです。 お花のプレゼントは華やかですし、見栄えもしますし、誰にでも喜ばれるものだと思いますが、 贈られるご本人はそれだけでなく、無意識かもしれませんが、やはりきっとお花がお好きな、お優しい方だと思います。 私がここで何をいいたいかと申しますと、お花を贈られる人は優しさに溢れている方に間違いないので、 老婆心ながら、そういう方のお気持ちを信じて間違いないですよ!ということなんです。 チューリップをはじめこの季節に出回る切花は球根系の水揚のよいお花が多いです。 通常水切りはお花の水揚を考えて吸水面を少しでも広くするために、切り口を斜めにするという お話をしておりますが、この季節のお花は必要以上に水揚がよく、それによって花が直ぐに 終わってしまうこともあるので、切り口をまっすぐに水切りしてあげるほうがお薦めです。 お花を大切に包み込むように幾重にも葉がたくさん付いている場合は、葉に栄養もとられましし、 葉からの蒸散も進むので、見た目が貧相にならないほど良いバランスで葉は別に切り落とす必要 があります。球根系の葉は造形的に面白いものも多いので、切り落としてから別に飾られるのも 一案です。 茎も大変柔らかいので、斜めの切り口の先が細いよりも、まっすぐな切り口で太いほうが 茎に余計な負担をかけることなく、フローラルフォームに挿すことも可能になります。 |
花がおしえてくれたこと \1,890 <書籍> ミルフルール・Flower Design 水野麻紀著 |
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