Mille Fleur Flower Design 通信 vol74.Feb. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室）2月号 2月は一番春の可愛らしいお花が旬を迎える素晴らしい季節です。 私の一押しはグラデーションカラーのスィートピーです。 ピンクのグラデーションのスィートピーが「ヴァージンロード」、そしてラベンダー色のグラデーション のスィートピーが「ブルームーン」色あいが柔らかく、花束にしてまとめると甘い甘い 香りが広がり、幸せな気持ちに満たされます。 今月中旬はヴァレンタインデーもありますね。 こんな最上級のスィートピーが楽しめるのも１年でこの季節だけです。 この季節のスィートピーは花保ちがいいので何週間も楽しんでいただけます。 日頃お世話になっている方にスィートなお花の花束のプレゼントは絶対お薦めですよ。 今年は男性の方からヴァレンタインデーのお花のご注文をたくさんいただいております。 ヴァレンタインデーに男性から女性の方へのお花のプレゼント、ミルフルールではひそかにブームになって おります。 海外ご在住の男性のお客様からも当日お花のお届けのご注文が。流石！かっこいいですね。 女性の喜ぶお花がこの季節本当に多いこの季節、そしてそのお花はお手元で何週間も 楽しんでいただける絶好のこの季節、どうせ贈られるなら、今がその贈り時です。 お花のコンシェルジェになっていろいろご提案させていただきますので、どうぞお気軽に ご相談ください。 チューリップが花盛りです。 チューリップのお取扱について何点かお話させていただきます。 チューリップは種類にもよりますが、葉が何枚も柔らかい茎を守るようについています。 花あしらいするときにこの葉が分厚いと雑然と見えてしまうので、ある程度整理が必要に なります。 その際に玉ねぎの皮をむく様に、上から下にびりびりと無造作に剥がしてしまうと、チューリップは 痛い痛いと泣いてしまいます。 剥がした先の茎の表皮が一緒にむけてしまいますので、そこから雑菌が入り水揚にも支障がでて お花全体の傷みが早く進んでしまいます。葉を間引く時には、ハサミを葉の上から入れて葉の付け根の ところで最小限の面積で切り口をつけるように丁寧に処理してください。 全く葉がないチューリップの可愛らしさが半減してしまいます。 背の高いチューリップは、葉と花の距離が長すぎて、必要な花の長さをとると、葉がすっかりなくなって しまうことがありますが、そのときは花は花、葉は葉で切り分けてその葉を花の近くに添えてあげて ください。 他の季節の花は水揚が気になり、あれこれ水揚を良くする為の工夫を凝らしますが、 チューリップは水揚が良すぎて困るぐらいです。 水をあげればあげただけ、どんどん飲んでくれます。 水仙なども一番分かり易いですが、花の下の茎のところがひゅるひゅる間伸びしてしまいます。 なので水があまり揚がり過ぎないように、花首のところの茎の部分を指の腹でほんの少ししごいて 水揚を抑制するようにするとこの問題が解消されます。 温かいところで花びらが開き、涼しくなると花びらが閉じるので、あまり体力を消耗させないよう、 本当はできるだけ涼しいところでお花を楽しむのがお花にとってはベストです。 チューリップの枯れた姿も花びらの様が美しいので、長く長く大切にしていただきたいお花です。 |
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