Mille Fleur Flower Design 通信 vol41. Feb. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)2月号 立春を迎えてひと雨ごとに遠くから春の足音が聞えてきそうなこの頃の お天気です。 2月にはいって早々に皇室の紀子さんのご懐妊会見がありました。 会見の時にテレビ゙の画面下に移るアレンジにどうしても目がいって しまって・・・。 チューリップがアレンジされているのですが、そのメインとなる チューリップが曲線を描いて全部上を向いているのがとても 気になってしまいました。チューリップを一度でもアレンジされた 方ならこの状況がピンとくることと思います。まさに「あの」状態なのです。 やはり前の日にアレンジを準備していたのかなぁとか、会見中に花が 動きだしてしまったのかなぁと会見が放映されるたびごとにあれこれ取りとめのないことを想像してしまう 1日でした。 2月は通常チューリップの最盛期でたくさんの種類が競演となるのですが、例年にない寒さのせいかどうしても まだできってないような感があります。生育が遅れているのが原因かもしれませんので、ピークが3月に シフトしていくことと思います。まだまだ楽しめそうなチューリップです。 今月の画像はバレンタインデー用にご用意させていただいたバラのプリザーブドフラワーです。ボックスにそれぞれ アレンジしてそっと開けて楽しんでいただきます。トレゾワボックスといいますが、まさにお花の玉手箱です。 イベント用にはご注文がありましたが、個人的に男性の方へのバレンタインのプレゼントには思いのほかご注文がなく、 男の人には花のプレゼントはなさらないのかなぁと実感しました。むしろ女性へお返しのホワイトデーにご利用 いただきますと手頃で喜んでいただけるプレゼントとなることでしょう。 この季節に出回るお花はスイセンをはじめとする球根花も多く茎が太かったり柔らかかったりと、オアシスに 差し込むのにも一苦労です。そっと根元のところをもって差します。、それでも難しいようでしたら、バラ のような茎のしっかりとしたもので一度オアシスに穴を開けてそこを足がかりにしてオアシスに差しこみます。 それでもなかなかうまくいかなければ竹串を茎に通して補強するとその部分が芯になってくれるので、 ぐらつくことなく生けれます。 それからこの季節のチューリップ。ミルフルールでは出来るだけいろいろな種類のチューリップを ご紹介させていただいておりますが、みていただきたいのはチューリップの花びらの動きです。 お部屋の温度にあわせて開いたり閉じたりが楽しいですが、種類によってその開き具合に個性があります。 もう反り返るぐらいまでに開き切ってしまうもの、じっと我慢して筒の形を保っているものとさまざまです。 一つ一つの個性を理解してますとアレンジするときにも飾る場所の環境によって種類を選択する際に 重要な要素になることと思います。 チューリップの名前の由来は筒のような形がアラビアのターバンに似ているからということで 名付けられました。 ターバン(チュルパン)→チューリップ なので花びらが開きはじめると、あらあらターバンが解け初めてしまったなぁ、と慌ててしまいます。 |
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