Mille Fleur Flower Design 通信 vol72.Dec. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室）12月号 今年もあっという間の年の瀬を迎えました。 今年も皆様のおかげで何とか年を越せますことありがたく感謝申し上げます。 １１月の後半月の半分をカタールで過ごしたことは、私の仕事にとって大変 有意義な日々であったことは確かなのですが、この間お客様からのご注文を 承ることができず大変ご迷惑をお掛けしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。 さて、今日はバラのお話を少し。周年入荷の可能なバラですが、今から２月ごろまで大変もちがいいので使い時です。 プレゼントにも高級感があってお薦めのバラですが、水が温んでくる季節は花びらの巻きが 直ぐにゆるんでしまい、意外と花保ちがしないのです。 バラは花の巻き具合の美しさが命です。 花の命をより長く楽しんでいただくならば、お手になされてから、できれば暖房のかかりづらい お玄関などに飾られるといいと思います。 水揚の観点からは、茎が短い方が花まで達する道が短い方が労力が少なくて済むので 花首が垂れてきてしまいそうだなぁ・・と心配になりましたら、思い切って短くするとしゃっきりと 元気に蘇ってくれます。 今年のミルフルール・フラワーデザインの営業は２９日（月）正午ごろまでのお届けを予定いたしております。 年始は５日からです。 この期間、出かけて不在のことも数日あるかもしれませんが、メールのお問合せ等に関しましては、 できるだけ早くご返信させていただくように致しますので、年明けのご注文のお問合せに関しましても どうぞお気軽にご連絡ください。 それでは皆様良いお年をお迎えくださいますように。 お正月は遠く離れた家族が皆で集まり楽しいひとときを過ごす１年で大切な行事です。 それが欧米ではクリスマスにあたります。 イルミネーションでお買い物に繰り出す日本と違って、欧米はお家でゆっくりとした クリスマスの長い休暇を楽しみます。 クリスマスに使われる常緑樹、エヴァーグリーンは冬の寒さにも負けない強靭で神がかりな 力にあやかりたく、花飾りにたくさん使われます。 モミ、ヒバ、杉、は代表的な植物ですね。 日本では門松に利用される若松をはじめ、いろいろな種類の松がお祝いの常緑樹として 利用されます。 欧米はクリスマスから新年にかけての一連の期間がクリスマス休暇と呼ばれます。 日本はクリスマスはクリスマス、年末は年末、新年は新年、と年の瀬にかけて時の流れが一旦ぴたりと とまる概念が面白いなぁと思います。 クリスマス飾りをつけては外し、終わったかと思うと次はお正月の飾りと、何だか忙しないような気がしますが、 クリスマスの花飾りとお正月の花飾りは基本的には同じ意味合いの祈りのお花ななので、クリスマスリースの 飾りをお正月用に少し手をかけてあげると、そのままご利用いただけます。 |
 |
花がおしえてくれたこと \1,890 <書籍> ミルフルール・Flower Design 水野麻紀著 |
☆以下のサイトからご購入いただけます。 ・Amazon.co.jp |
前月通信
トップページ