フラワーアレンジメントのレッスン
フラワー・ブライダルブーケ・アレンジメントレッスン・ウェディング・会場装花 ・ミルフルール・フラワーデザイン Mille Fleur Flower Design 通信 vol39. Dec.

ミルフルール・フラワーデザイン
(ブーケ、花の教室)12月号


12月の街はもうクリスマス一色ですね。お花もこのとき
ばかりは派手に着色されたり、金銀ラメ入りのお花が
所狭しと並べられてクリスマスの雰囲気でいっぱいに
なります。

赤いバラの花びらにゴールドのラメの縁取りがされた
バラはクラシカルな雰囲気が漂いますし、人気の着色
青バラにシルバーのラメの施されたバラは流行に敏感
な方へのプレゼントに・・・と思いはどんどん膨らんで
きます。

今年悲しいことがあったご友人には、清楚な白バラに銀ラメのバラをそっとお届けすると言葉以上の励まし
の気持ちが伝わることと思います。

非日常の演出、クリスマスのその日だけでも、それがふっと覚めてしまうことが分かるような夢であっても、
この日だけは色々なことは忘れて、ファンタジックの世界へ誘ってさし上げたい・・・そんな気持ちです。


 お花の生け方  Part.39

いじってもいじってもどうしてもうまく形にならない時があります。
右にあるものを左に持ってきたり、下を向いているものを上に向けてみたりと、試行錯誤をしてもより一層
わけが分からなくなるばかり・・・といった経験ありませんか?
それは最初の土台から間違っているのです。いろいろ手直ししてもいたずらに時間が経つばかりですので、
そんな時は全部外して最初から始めてみましょう。

ここまで手間隙かけて頑張ったのに、とこれまで築いたものをなかなか崩したりすることが出来ないのが
人情ですが、実際やってみますと、リセットして2度目に作るときには案外手早く作業が捗るものなのです。
出来上がりの構想が既にイメージできている点で最初に手掛けた時とは条件が全く違いますし、あれこれ
悩んでいる間に、作りなおした方がずっと早く仕上がってしまいます。

小さい作品ですとこの考え方も容易に取り入れられますが、大きい作品になればなるほどその思い切りが
難しくなるのも事実です。けれども時間の制限があり、大きい作品の作成の時こそ、このことを頭の片隅に
入れていただきますときっと役だつことと思います。

花に真剣に向かいあうことで花以外の自分の生き方にも時に指針を与えてくれます。
いろいろ悩んだりする過程も大切な経験ですが、時間は無限ではありません。最初からやり直す潔さを
持つべきときにもてば、また新しい結果が待っているものです。

今年の通信もあっという間に年末を迎えてしまいました。素敵な新年をどうぞお迎えくださいますように・・・。

花がおしえてくれたこと
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ミルフルール・Flower Design
水野麻紀著
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