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Mille Fleur Flower Design 通信 vol.91 Sep. ミルフルール・フラワーデザイン (ブーケ、花の教室)9月号 今年の夏はいつまで続くのだろうかと、夏を永遠に感じてしまうぐらいの猛暑です。 6月ぐらいから梅雨の蒸し暑さも手伝って、その頃から「夏」をカウントすると、6月7月8月9月を夏と 定義することになりそうです。 となると、気持ちいい秋の季節はその分どんどんシーズンが短くなってしまいそうですね。 さて、私は「光陰矢の如し、」の言葉が最近しみじみと感じさせられます。 中学、高校の頃は背伸びして読む本のどのページも自分の知らない作家やミュージシャン、絵、 文学、そこに出てくるものや人がどういうものか分からないことが多くて、それを自分でひとつひとつ調べていくうちに また別の分からないことがいろいろ溢れてきて、調べても調べきれないことも多く漠然としたあせりに追われていました。 今みたいにインターネットもなかったですしね。。 今となってはテレビで何年前のレア映像。。なんて流されても、ほとんどわかってしまって知らないことがどんどん なくなっていくような、というか、その時代を生きているから自ずと知ってしまうことがほとんどなのですが、 十代の頃は自分の生まれる前のことでさえ知らないということに、もどかしさを覚えたものです。 ずいぶん自分も生きてきて、知らないこともなくなってきたなぁ。。なんて妙に感慨にふけっていたのですが、 つい先日、たまたま初めて見たテレビ番組で衝撃を受けてしまいました。 皆さんはご存知なのかもしれませんが、「高校生クイズ」ということで、全国の高校生がチームとなって、 その持つ知識で激闘をしていくのです。高校生のクイズと思って、「かわいい」!なんて微笑ましく眺めていたのもつかの間、 出される問題が今まで知ろうとも思わなかったような尋常でないものばかりで、それにどんどん応えていく学生さんの姿に 思わず「やばい!」と思ってしまいました。 物心ついて10年ちょっとしか経っていない学生さんが私の知らない世界を全て網羅しているのですから、 また久しぶりにあせりがでてきました。 クイズの問題は生きていくのに全く必要がないことばかりだし、受験にも不必要なものばかりなのですが、 それを丁寧に覚えている姿にただただ口をあけて見入ってしまうばかりでした。 暑さの影響で野菜もそうですが、花も品質が不安定になってきています。 先日もブログでお話したのですが、特殊な花材に絞って花屋さんに注文をかけると 思いもかけず、ミクロサイズのお花が届いたり、そうかと思えば、旬の頃の花色がでていないことも 多いです。花色が違ってくると、全く別の花のようにもみえてきます。 いままではその注意の時期が7月8月の2ヶ月ほどだったのですが、今年のような猛暑ですと、 お花のいろいろな成長場面でダメージをうけていることが多いので、これから秋の季節も 慎重さが必要だと思います。 ご友人に頼まれてウェディングブーケを作ることもある秋のシーズン、 お花を注文するとき、お花屋さんに希望のお花の色やイメージを細かくコミュニケーションとられる ことをお薦めします。 こだわりも大切ですが、生花は工業製品のように品質が一律ではなく、季節によって、産地によって その見せる表情も様々です。 お花の出来上がりは90%以上が花の品質によるものです。 なので事前に希望を伝えながら、ある程度の幅をもたせることによって よりよい作品を仕上げることが出来ると思います。 |
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